【体験談】ロリータファッション男子、電車内で痴漢被害に遭う
こんにちは、私は20代前半の男で趣味は女装。
恋愛対象はちょいバイな所もあって、特に決まった好みはありませんが、男性でもいける部分はあります。
今日は、そんな私が電車でまさかの痴漢被害に遭遇した体験談をお届けしようと思います。
当方、身長は163センチ。
男性としてはちょっと小柄な私ですが、その日はお気に入りのロリータドレスを身にまとい、厚底の靴で堂々と電車に乗り込みました。
ロリータファッションといっても、レースやリボン、ふわふわのスカートが肩幅や膝小僧のゴツさを隠してくれるため愛用しているだけで、このファッションもこだわりがあるワケでは無かったです。
とは言え最大限可愛い恰好をするのが本質である私。
この日の装いは、フリルたっぷりのピンク色のドレスで、頭には大きなリボンがついたヘッドドレスで突撃しました。
女装しているの楽しみは、なんだかんだ言って可愛い自分を誇示する事が大きいです。
そんな感じで周りの視線を楽しみながら電車に乗り込んだのですが…。
その日は祝日で、電車に乗り込んだ時にはそうでもなかったのに何かイベントがあるのか大量に人が乗ってきてラッシュ時の状態に。
まるで人の海に飲み込まれたような状態に、服が汚れたりしわくちゃになるのが嫌だから次の駅で降りよう、なんて思ってた時。
背後から突如として「違和感」の予感が襲ってきたんです。
誰かが執拗に密着している感じがする…え、これってただの混雑?それとも…。
その背後の違和感とともに暫く電車に揺られていると、決定的な感触がありました。
背後からの不審な「手」が私の腰に触れてきたのです!
え?これって…まさか!周りの人は完全に無関心。
なぜ誰も気づかないのか、まるで私が透明人間のように扱われている気分でした。
手がどんどん大胆になり、私のふわふわスカートの下に手を伸ばしてきたのです。
あぁ、これはただの密着ではない。
これは完全に「痴漢」というものです!
さすがに耐えきれず、私は頭の中で「きっしょ!! 助けて、誰か!」と叫びながらも、どうしていいか分からずにただ立ち尽くすしかありませんでした。
男性の自分でも怖い気持ちと、声を上げるのが恥ずかしい気持ちが混ざって何も出来ない状態になるのだから、女性はもっと怖い気持ちになるんだろうな、と振り返って思います。
電車の揺れに合わせて、手がさらに大胆に…え、これってマジでどうしたらいいの?とパニックになりながらも、なんとか最寄りの駅に到着。
降りるタイミングを逃さず、急いで車両の端へと移動しました。
降りた後、私はやっと一息つき、近くの駅員に助けを求めました。
「あの、実は電車内で…」と話し始めたとたん、駅員さんの反応がプロフェッショナル。
すぐに警察に連絡を取り、事件の説明を始めました。
警察の方々はとても親切で、まるで私の困惑を見越してか、気持ちに寄り添いながらも、しっかりと対応してくれました。
その後、警察とのやり取りが続きましたが、正直、精神的にはかなりこたえました笑
誰もがこんな目に遭うわけではないと思うかもしれませんが、自分の趣味を堂々と楽しむためには、どうしても周囲のサポートと理解が必要だと痛感しました。
今回の体験を通じて、私は「自分のスタイルを楽しむことは大切だが、万が一の事態に備えることも重要だな」と学びました。
次回からは、より安全に楽しむために、友人と一緒に出かけることも考えようと思っています。
皆さんも、自分の趣味やスタイルを大切にしつつ、安心して楽しんでくださいね!
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